(ラクシュ・独白調)
「うわ〜っVv」
キレイなお花畑見ーっけ♪
人もいないし、のんびりできそう!
「ミィ、ちょっと待っててね」
「くるっぷ♪」
え〜っと最初はねぇ、黄色の花!
いつからだっけ、この習慣。
もう覚えてない位だから、だいぶ小さかった頃からだよね。
次は、白い花。
別にそんな不満なんて無いわよ?
でも、ほんっとに愛し合ってる2人が
ほんっきで子供が欲しいって思った時しか、
ヴィシュヌ様は赤ちゃん授けて下さらないから…
だから、あたしみたいなのって珍しい、のよね。
水色の花。
お父さんのこともお母さんのことも、何も判んない人って、あんまいないし。
聞いても誰も教えてくんないし。
小さい時はやっぱり、お母さんって呼べる人が欲しかったけど…。
青色の花。
一緒に遊んでても、みんなお母さんが呼びに来て帰っちゃう。
早くにお母さんを亡くした子だって、
心の中で『お母さん』と呼べる特定の人はいたわけで。
例えそばにいなくても、お母さん…って呼べる人がいるの、
やっぱ羨ましかったよ。
えっと次は…紫でしょ、やっぱ♪
…でも、いつまでも無いものねだりしてうじうじしてるのって、つまんないし。
気付いたのはいつだっけ、私にだって家族は持てる
子供としては無理でも、お母さんになって、って。
私にも、帰る家ができる、『私の』家族ができるんだ、って。
そうだ、この習慣、その頃からだ…。
赤色の花。
いつか、素敵な人に巡り会えますように。
ううん、きっと会えるって分かってる。
だって天空界はこ〜んなに広いんだもんっ!
でも待ってるだけなんてイヤ、そんなの退屈。
あたしの恋人は、あたしが選ぶの♪
どんな人かな、どんな人がイイかな、やっぱ金髪で背は高くて〜♪
赤と来たらピンクよ。
…でも、真直ぐな人がイイなぁ…。
人を裏切ったりしない人がいい。
傷ついても、泣いても、前を向く強い人。
白い花。
そんな人と両想いになって、家庭が持てたらイイだろ〜なっ!
あたし、毎日お料理すんの!!
シチューなんて煮込んだりしちゃってさ、
足下には味見をねだる子供がいてさVv
黄色い花。
だめだめ、お父さんが帰って来るまで待ちなさい、とか言ったりしちゃうのよね!
その人は帰って来たらまず私を抱き上げて…Vv
ああっ、考えてるだけで興奮しちゃうっ///
…ってダメよダメよ、花輪を潰しちゃ;;
これはあたしのお祈りなんだから。
ヴィシュヌ様、どうか。
私にもいつか、素敵な人に会わさせて下さい。
きっときっと、大事にしますから。
その人のこと、あたしより大事にしますから。
だから、いつか、あたしにも家庭を持たさせて下さい。
あたしにも帰る場所を、『家族』を持たさせて下さい。
願いを込めて、花輪を編みます。
花嫁さんの頭を飾る花冠や、胸元を飾る花輪のネックレスを。
いつか、いつか、私も花輪で飾って祝福されるよう、祈りを込めて。
いつか―。
終
(2008年3月7日の日記から)
ラクシュちゃん、昔より今の方が好きです。 不思議。